事務職も一人のクリエイターとして考え、動く。
管理部門として、給与計算や社会保険の加入手続きなどを担当しています。その一方で私も一人のクリエイターとして、組織の仕組みづくりや働きやすい環境の整備、業務の効率化や人員補充、教育など、ルーティンワークに留まらず、数年先まで見据えて改善点を見つけるように意識しています。従業員からの依頼内容は、小さなことでも後回しせず大至急で対応し、スピードだけでも感動してもらえるようにしています。スピードと正確性を両立させるため、スケジュール帳には「今週は◯◯」「今日は◯◯」「明日は◯◯」と記載しています。作業そのものに着手できない場合でも「まずはファイルを開いて確認する」など、やるべきことを細分化し、たとえ一歩であっても結果に近づけるようにしてミスや漏れ、不測の事態が起こらないようにしています。
あらゆる事態を想定して備え、つねに「普通」を目指す。
趣味のトレイルランニングは、心配事や失敗したことを週末にリセットするためにはじめました。当初は足がもつれて100mくらいで転んでしまうほどでしたが、今は東京の山を中心に毎週15〜20kmくらい走っています。トレイルランニングは体だけでなく頭も使うスポーツで、色々なこと先読みしなければなりません。山は天候の急変もあるので、事前の装備は万全にし、予測しうることはすべてやっておくようにします。いつも4名くらいで行くのですが、それぞれに役割分担があり、リスクの洗い出しや情報共有などは会社組織と似ているところがあります。トレイルランニングも仕事も、万が一トラブルが発生した際にすぐにリカバリーできるよう、時間的なバッファは多めに取るようにしています。会社では毎朝9時に席に座って仕事をはじめ、「普通」であることを目指しています。「いつも居る」ことでいつでも相談にのることができますし、急ぎの案件にもすぐに対応できます。今後は、仕組みづくりをはじめ、組織づくり、マネジメント、人材育成の分野にも積極的に挑戦していきたいです。